ぬまづ・まちあるきMAPプロジェクト

“沼”津なだけにハマるスポット多数!ワークショップ 2日目レポート

2016年11月07日



レポート:赤津直紀

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一度ハマったら抜けられない!?
そんな沼津の魅力を再発見する「ぬまづ・まちあるきMAP」の2回目のワークショップが10月29日に開催されました!
1回目が沼津駅周辺だったので2回目は、沼津港側に近いエリアを対象にワークショップのはじまりです!

■沼津フィールドワーク
2チームに別れてさっそくフィールドワークにお出かけです。


<チーム1>

チーム1は、港で遊んでからどこを通ると面白いか?ということをテーマにしてフィールドワークを実施!

・沼津港から千本浜公園方面

沼津港と言えば、美味しい海鮮をイメージしますが、海鮮以外を探したら?と思いつつ探してみたらありました。
クロワッサンたい焼きの「WHITE MARINE」です。港で海鮮をいただいたあとのデザートにいかが?
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さらに海岸に向かってあるいていくと、干物などを保管する冷蔵倉庫街に。そこにまた僕たちが思わず反応してしまう文字が・・・

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日本で1基の究極の乾燥機ですって。しかもパートII!
橘水産という会社さんにある干物などの乾燥機だそうです。
ここから千本浜公園方面には、牧水記念館や井上靖の文学碑など文学の薫りただようエリアとなります。
時間と天候の都合で事実確認はできませんでしたがこの海岸からの夕日は綺麗で、スーツを着たサラリーマンが
涙を流しながら黄昏ているそうです。

・沼津港から狩野川沿い

こちらは沼津港から狩野川沿いの遊歩道。まだ工事中とのこともありますがここにベンチが作られて
ぼんやり狩野川を見ながらゆっくり沼津駅まで歩いて帰るのもアリですね!
カップルにおすすめのコースになりそうな予感満載。

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・我入道の渡し

港から市街地を結ぶ渡し船です。かつては庶民の足として活躍した渡し船ですが、平成9年に復活。もちろん今でも運行してますよ。
中学生以上は100円(小学生50円)ということで船からの富士山や沼津アプルスの景色はInstagramには持ってこいだと思います。

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<チーム2>

チーム2は、ワークショップ会場である上土商店街から港に向いながら、「そこなし沼」の魅力のある人やお店を調べて歩きました。

街歩きしながら、気になったお店に突撃してお話を伺うと…出るは!ハマるは!沼だらけ。どんどん深いお話が聞ける人々に出会えました。代表的なものを以下にいくつか紹介します。

・製菓・製パン材料を扱う ミズタ

パン屋さんやお菓子屋さんが材料を買うプロショップを見つけました。どんなものを扱っているのか興味津々で突撃しました。沼津といえば、人気の「のっぽパン」などを生み出したエリア。新しい商品が生まれる背景には、こういったプロショップの存在があるのかもしれません。

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小麦粉だけでも、こんなラインナップ!お店の方に伺うと一般の人も家庭でパンなどを作るために買いにくるようです。ミズタさんにくれば、パンやお菓子ならなんでも作れるラインナップに驚きます。できた後に入れる化粧箱なども売っていました。

・人形のニシヤ

商店街で出会ったのが人形のニシヤ。一見、普通のおもちゃ屋さんかと思って中に入ると…よく見るおもちゃのラインナップに加えて、ビンテージ・バービー人形が!さらに30%オフ。デットストックが当時よりも安く買えるお店。
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さらには、お祭りやお正月などの飾り物の部品?が10個単位などでまとめて販売してありました。飾り物を作る人(製造業者さん?)が買って、手作業で仕上げるようです。こちらのお店でも聞いてみると、一般の方向けにも販売しているとのことでした。なんだか制作意欲が刺激されます。

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・更科製麺所

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生そば一人前150円、生ラーメン一人前85円、しょうゆラーメンスープ1個60円、麺つゆ1個60円、味噌・塩・坦々・豚骨スープ1個100円。さらに全部税込み価格! 更科製麺があれば、お店が開けそう!

・筆と墨 若松

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お店の前に貼ってあったオリジナルカレンダーをわいわい眺めていたら、お店の梅原国子さんが話しかけてくれました。お孫さんが書いた絵だそうです。このカレンダー用紙、実は毎年人気の商品とのこと。来年のカレンダー用紙が10月発売で一ヶ月もしないうちに売り切れてしまうそう。お値段も1枚60円!

書道を難しく考えずに、こんな自由に愉しんで生活の中で活かした欲しいという想いを、伺いました。こんな素敵な各分野のプロフェッショナルがいる商店街って素敵ですよね〜。

・ギャラリーきくらげ

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60歳にして、突然、絵を取り憑かれたように描きはじめた本田さん。それまではこのギャラリー兼アトリエで、焼肉本田苑を経営していたそう。昔は焼肉屋さんだった店内は、人が通るのもギリギリにたくさんの作品が置いてありました。カラフルな色使いやプリミティブな絵を見ていると、なぜかこちらが元気になります。

 

こうやって2時間ぐらい街歩きしただけで、ざくざくと沼津の隠れた資源である「沼」の方々に出会うことができました。


■会場に戻ってハマるネタをMAPメイク

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港から沼津駅に戻る方法を提案するチーム、港からの帰り道、お茶をしながら街のマニアックな人や店を楽しむという視点
の地図の原型ができあがりました。

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■「寄り道・みちくさ」を愉しむと見えてくる新しい魅力

小学生時代に「寄り道・みちくさ」すると母親に叱られたもんですが、大人になってからの「寄り道・みちくさ」は
街の新しい面白さを見つけるのに必要な作法なのかもしれませんね。沼津に遊びに来たらぜひ街中をみちくさしてみてください。
きっと今までとは違った沼津の顔が見えるかもしれませんよ!

というわけで2回のワークショップを経て、皆さんに集めていただいたネタを中心に手書き地図の制作ステップに入ります!

乞うご期待!!

 

投稿日:2016年11月07日

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