活動レポート
おらのほの町にぁ何もねぇ?!そんなこたぁねえわい! (立科うわさMAP完成まとめ篇)
2017年05月24日
ちょいちょいと漏れ伝えてましたが、長野県立科町の手書き地図「立科うわさMAP」が完成しました!!!思い起こせば1年前に同じく長野県青木村での手書き地図ワークショップでの出会いから始まり、約1年間をかけて実施設計〜ワークショップの開催〜編集作業を経て完成した手書き地図です。そんな「立科うさわMAP」のまとめレポートです。
■堂々完成4種類のうさわMAP
今回ワークショップを経て完成したのが立科を4つのエリアに分けたうわさMAP。それぞれのエリアで地元の人たちのうわさ話も掲載されいる一般的なガイドブックとは一線を画す仕上がりになっています。
★歩いてまわる茂田井編
映画「たそがれ清兵衛」のロケ地としても使われたこのエリア。昔ながらの街並みから酒蔵、地元の人たちが作った公衆トイレ、桜並木などの情報が満載。てくてく歩いてまわれるスポット、それが茂田井編です。
★田舎を満喫!東部西部編
古き良き立科を満喫できる東部西部エリア。ガット窪からの一面広がるリンゴ畑と里を見下ろす風景。ブサカワな大日堂狛犬、立科の美味しいお米が収穫できる視界一面の田んぼ。ブランド牛の蓼科牛などなど。まさに田舎の薫りただようエリアをチェックできます!
★自然を満喫!南部編
神代杉のインパクトと蓼科神社の神秘的な雰囲気に圧倒される南部。松くい虫でピンチな松並木、斬新なスタイルの天丼をプロデュースする「歩歩歩(さんぽ)」などがピックアップされています。そうそう、立科町の形状から最も「くびれている」場所もこちらに掲載されてますよ!
★ドライブでGO!白樺高原編
ペンションやホテルなどリゾート的な場所の白樺高原エリア。立科町を代表するパワースポット「鳴石」。「牛乳専科もうもう」でソフトクリームを見ながらリアルな「もうもう」が目の前の牧場に!ペンションオーナーには、キノコ博士や星空博士、野草博士などがいるらしいので宿泊するならそんなうさわ話をしてみるもの面白いエリアが収録されています。
■このうわさMAPは住んでいる人も面白がってくれた
ふるさと交流館「芦田宿」や観光案内センター、ワークショップに参加いただいた方のお店などにうさわMAPが置いてあると伺い早速チェックに。スタッフの方からは、「いままでの硬い感じのマップとは違い、ある意味立科らしくないマップよ〜笑!」や、「ワークショップに参加できなかった住民の方にお渡ししたら、楽しそうな地図作りに参加できて羨ましい!」など評判も上々。やっぱり住んでいる人たちとワイワイしながら創る地図は、観光に訪れた人たちだけでなく、住んでいる人たちもザワつく地図になることを僕らも再認識です。
ちなみに、ふるさと交流館「芦田宿」ではマップに掲載されている立科の歴史や人物なども深く学ぶことができる場所になっているので立科に訪れたら立ち寄って見るのがオススメです!
手書き地図作家の江村さんと交流館スタッフのぎこちないリアクション・・・
ずうずうしくも交流館に置いてきた手書き地図推進委員会サイン。
「牛乳専科もうもう」ではソフトクリームや牛乳を楽しみながらうさわMAPがみれるようにカウンターに仕込んでくれてました。
観光案内センターには多言語版もちゃんと設置されてました!
■ワークショップは取材されてたぞ!
蓼科ケーブルテレビさんに密着取材を受けていました!その様子がなんとyoutubeで見ることができるんです!手書き地図のワークショップの様子をまとめてくださった蓼科ケーブルテレビの皆様ありがとうございました!youtubeのサムネイルにもでておりますのがインターンでお手伝いしてくれた佐藤遥ちゃん。ちょいちょいカメラに抜かれておりまして僕たち研究員以上の露出の多さに、おじさんたちの暑苦しい熱弁がだいたいカットされたのは言うまでもありません。
■音声ガイドナビもあるよ!
こちらは僕たち手書き地図推進委員会が作ったわけではありませんが、音声ガイドナビのプロモーション映像に手書き地図推進委員会にインターンでお手伝いしてくれた佐藤遥ちゃんが出演しています!(どうりで、露出が多かった訳だ・・・)GPS付き端末で特定の場所に行くと音声でガイドしてくれるスグレモノ。配布開始などこれからということです。詳しくは立科町役場に聞いてみよう!
■自分たちの街を知らずして誇りに思えるのか?!
昨年のワークショップでの立科町教育委員長からのご挨拶の言葉です。
「自分たち大人が街の魅力について語れなかったら、子供たちに立科町の良さなんか伝わらないし、ふるさとに誇りなんて持てっこない。だからこのワークショップでみんなで立科町の魅力を再発見しよう!」なんだかこの言葉が耳から離れません。日本一の◯◯◯なんて無くたって誇れるものはたくさんある。でも当たり前すぎて普段は気がつかない。今回のプロジェクトで少しでも魅力再発見のお手伝いが少しでもできたのなら嬉しくてご飯三杯おかわりしちゃう委員会メンバーなのでした。
個人的にも夏休み遊びに行こうかと画策中・・・