活動レポート

家康も手書き地図を書いたのだろうか?(静岡市手書き地図WS)

2015年09月25日

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いや、きっと書いてないでしょう・・・

こんにちは。研究員の赤津です。タイトルと本文に一切の脈絡を感じさせないですね。すみません。言ってみたかっただけです・・・
9月13日(日)、静岡県静岡市で、手書き地図のワークショップを開催しました。
今回は、マップカフェ・シズオカというなんとも楽しそうな取り組みをされている方からお声をかけていただいたのがキッカケです。

マップカフェ・シズオカとは・・・

”地域の楽しいもの、面白いもの、美味しいもの。
そんな情報がギュッと詰まった「ご当地マップ」
実はいっぱいあります。
マップカフェ・シズオカではそんなマップをコレクションし、情報発信していきます。”

 

コレクションだけではなく、自分たちで楽しい地図を作ってしまう!というのが今回のワークショップの目的。自分たちの住む街の地図を、自分たちで書く。街と自分の関係を見直して、街の魅力を再発見していく。なんとも素敵な取り組みに参加させてもらい感謝デス!

ワークショップを行った場所は、JR静岡駅の北側。
駿府城があり、江戸初期に徳川家康が隠居したと言われる場所。
地名でもその名残を伺わせる「鷹匠」や「伝馬」などの地名や通りの名前が歴史を感じさせます。

で、ワークショップを通して出来上がった地図をご覧ください。

■3チーム、「鷹匠」「常盤」「駒形」の3つのエリアで手書き地図作り

約15名の方にご参加いただいたワークショップは、1チーム5名程度に分かれて3エリアの地図作りを実施しました。

【鷹匠エリア】
その名の通り、かつて「鷹飛んでたんだなー的なエリア」(すみません。雑で・・・)だが、現在はビジネスホテルが多いとのこと。

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鷹匠エリアのチームは、出張サラリーマンのおともマップ「サラチズ」。
その名の通り、出張サラリーマンのための地図。フィールドワークでは、各ビジネスホテルに実際に突撃取材し、ホテル利用者に案内するグルメマップなどが、鷹匠エリア以外のお店を案内しているということを知り、もっと鷹匠エリアでも楽しんでもらいたい!という想いの込もった地図になっています。
単に飲食店やお土産屋さんを列挙するのではなく、具体的な出張者の顔つきをイメージしているところがポイント。

鷹匠係長伝馬係長

鷹匠係長は、大阪から出張中、独身29歳。
伝馬係長は、妻子あり、仙台からの出張中など細かい設定。
それぞれのシチュエーションに応じて、居酒屋さんやオススメのバー、ファミリー向けのお土産処の紹介など、追体験できるような内容になってます。

鷹匠エリアのビジネスホテルの関係者の皆さん、ぜひイラスト化と印刷代のご協賛お待ちしております。
きっと宿泊されるお客様もご満足いただける最高のツールになること間違いなしですよ!

 

【常盤エリア】
いわゆる寺町として多くのお寺が存在したと言われるエリア。常盤公園はかつて小さなお寺がたくさんあった場所だとか。
(取材によると、徳川家康さんが、隠居後に西から攻めてこられるのにビビって寺をたくさん建てたんだとか・・・)

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常盤エリアのチームは、フィールドワークの際に知り合いに出会い、まずはランチの場所をヒアリング^ ^。
案内されたお店で餃子を食べつつ、常盤エリアの面白いところなどを聞くと、街のことならあの人に聞くといいよ!
というアドバイスをもらったそうです。

さっそくそのお宅を訪ねてみると、街の古い地図や資料などを貸してくれ、かつての寺町について色々と情報収集ができたそうです。
普段なら絶対に知り得ない人も、街の手書き地図を作っているという一言で素敵な出会いがあるのも手書き地図ワークショップのいいところかもしれませんね。

そうして、出来上がった地図は、寺町今昔物語マップ。癒しのお寺スポットや、元染物屋の素敵な建物から、
50年以上も継ぎ足し継ぎ足しの出汁を利用したおでん屋さんなどの情報が満載の地図が完成しました!

【駒形エリア】

五街道の1つ、東海道が通り栄えた街、駒形。参加者の多くがじつは地元だけど知らないんだよね〜という場所。

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駒形エリアは、チームのメンバーもあまり知らないというエリア。駅前から少し離れた場所にある駒形エリアだが、平日は大人気のマルシェ「あおき」さんや、市内には2つしかないうちの1つの銭湯「桜湯」さんなど。映像の編集のお仕事をする傍ら、古本屋も営む「卵と壁」さんには、駒形の江戸からの歴史を取材することもできました。
手書き地図のタイトルは、ずばり「This is 駒形」。チームのメンバーが気になったお店はもちろんのこと、お店の看板の時代感ただようタイポグラフィたち。

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フィールドワーク中に見つけた、建物と建物の「駒形の隙間」を探せ!など、駒形の面白さをメンバーの目線で綴った地図となりました。
そういえば、駒形地区には美容院が密集してましたね。あれなんででしょうか・・・

 

■手書き地図ワークショップやってますという魔法の言葉

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今回の気づきとして「街の手書き地図を作るワークショップをやってるので〜」という言葉がもつ魔力です。
なんかですね、すごいんですよ。この言葉。
この魔法の言葉を唱えると皆さん親切に色々と教えてくれるんですよね。

常盤チームの古い地図や資料を貸してくれた方との出会いもきっと偶然じゃない気がします。

例えのセンスがイマイチなのですが、
ナンパのテクニック集(そんなのあるのか?)にも掲載したいくらいの破壊力がある気がします。

岡山の帽子屋さんとの出会いもそうですが、なんとなく心理的な距離感がグッと縮まっていくような感じがして、気が付いたらなんとなく仲良くなっているような。
手書き地図のフィールドワークって街の面白さを再発見するためのものであると同時に、街の人と強力にくっつく磁石のようですね。

そういえば、沼津の小学生も実際に手書き地図を作って街の人が大好きになったと言っていたっけ。

街の愛を確認したい方、一度手書き地図を作ってみませんか?^ ^

赤津直紀

レポート:赤津直紀

投稿日:2015年09月25日

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